ソフトクリームツアー

娘が夏休みということで7/28に家族で能登半島にでかけてみた。朝5時に松本から出発。安房トンネルを抜けつつ富山県へ、富山ICから小杉ICまでは高速に乗り、後はナビの言うとおりに一般道を走ると、羽咋市のあたりに到着(「はくい」と読むことさえ知らなかった俺)。まずは気多大社を見学。嫁は「きたたいしゃ」と発音していたが、よく見ると「けたたいしゃ」だった。若干嫁のガイドに不安を覚える。

次の観光ポイント「厳門」へ向かう途中で、「道の駅 ころ柿の里しか」にて休憩。トイレ休憩だけのつもりだったのだが、つい気になった「ころ柿ソフトクリーム」を注文。嫁は乳製品が食べられないので、ソフトクリーム1つを娘とシェア。娘はうまければモリモリ食べるのだが、あまりおいしくないと感じると即「もういらない」と宣言するタイプ。ころ柿ソフトクリームは6割ほど食べられてしまった。私は4割しか食べられなかったが、ほんのり柿の味で結構おいしかった。ここでソフトクリームを食べたことが、ソフトクリームツアーの始まりとなった(?)

厳門に到着。バスで到着して昼飯を食べている団体さんが結構多い。ここでは遊覧船に乗れるらしいのだが、乗船前に案内に従って徒歩で厳門へと向かう。少し急な階段を下るとすぐに厳門に到着。「門」という位だから当たり前なのだが、断崖に穴が空いており門のような形になっている。案内に従ってさらに歩くと遊覧船乗り場が見えてくる。乗り場手前の売店のおばちゃんが「向こうで休めますからどうぞ〜」なんてイイ感じに声をかけてくる。イヤミな感じがなくベテランを感じるおばちゃん。おばちゃんが焼いているサザエに目が行きロックオン。船から下りたらもう一度くることに決定。

遊覧船に乗船。それほど大きくないが、小さいというほどではない船になぜかビビる嫁。いや別に怖くないけど....乗ってみると厳門の近辺をくるっと回るだけかと思いきや、結構広範囲を遊覧してくれる船だった。厳門を海からみてみるといかにもサスペンスドラマのエンディングで使いそうなロケーションだ。船のガイドによると、やはりよくドラマの撮影が行われるようだ。直近でもサスペンスの帝王船越栄二がロケをしていたらしい。やっぱりという感じ。また、厳門への道すがらにも見えていたのだが、このあたりには風力発電の風車がいくつも並んでいる。運転しながら見ても「デカイ」と思っていたのだが、ガイドによると直径100mくらいはあるらしい。あんなデカイのが近くてブンブン回っていたらちょっと恐怖を感じるくらい。

下船後、先ほどの休憩所に突撃して「サザエの壺焼き」を注文。大きめのサザエが2個で450円。これがとてもウマかった。これまでに数えるほどしかサザエを食べたことはなかったのだが、ナンバー1のおいしさだった。やるなおばちゃん。サザエのおいしさに気をよくした嫁がイカ焼きを追加注文。こちらは「まぁ、おいしい」というくらい。どうしたおばちゃん?

厳門を後にして本日の宿へ向かう。途中、「増穂が浦」の看板が出たところで嫁の命令で海辺の駐車場に車を停める。正確に言うと駐車場ではないのだが、いかにも車を停めてくださいという感じのスペースが海岸沿いに結構な広さで確保されている。車を降り海に近づいてみるとかなりの距離で海水浴できそうな海岸線が続いている。何キロか先に完全に整備された海水浴場も見えるが、今いる場所にも砂浜部分があり、何組かの先客が海水浴を楽しんでいる。人がまばらなためかすごく開放感がある。正直、海水浴の予定も準備もなかったのだが、海なし県育ちの娘を海に慣れさせるためにサンダルに履き替えて砂浜へ。これまでに何度か海に行ったのだが、娘は怖がって波打ち際には近づかなかった。しかしここでは、砂の中に大量の貝殻があったためか、夢中で波打ち際で貝殻を拾っていた。季節がよければサクラガイの貝殻が大量に採れたりするらしいのだが、今は時期はずれ。それでもまぁまぁキレイな貝殻も見つかり娘もご満悦であった。
(つづく?)


るるぶ石川 能登 金沢 加賀温泉郷'14 (国内シリーズ)

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