白が終わって黒に突入

スティーブ・ジョブズ(白)を読み終えて(黒)に突入した。白にはアップル復帰直前までが記されていて、黒に続くという感じで終わる。

大学の研究室ではじめて触ってからのアップルファン(にわか?)としてはジョブズ、アップル関連の有名な話は知っているつもりだったが、あらためて詳細を知ることができたという感じがする。

それにしてもジョブズの変人っぷりはすごい。実際にこんな人が上司だったらすぐに心が折れそうである。ただし、なんのビジョンも方針もない自分の上司に比べたら相当マシだと思う。言うことがコロコロ変わったとしても、少なくともその瞬間には「こうすべきだ」という熱意、信念がある。だから文句を言いながらも心惹かれてついていく人もいるんだろうなぁ。

それにしてもこの本、白と黒ですでに100万部突破だそうだ。ちょっと前なら一部のファンやマニアしか買わなかったような気がするんだけど、いったいどんな層が買っているんだろう?流行ものだから買ってしまうのだろうか?カリスマ経営者だからなにかビジネスのヒントがあるとか思ってしまうのだろうか?ここまで読んだ限りではそういう層の欲求は満たせない本だと思う。ジョブズが好きだった人のためのファンブックという感じ。ファンにはたまらない内容なのは間違いないけど、よく知らん人が読んでもよくわからんままのような.....