同じことされないとわからない

4月より嫁がパートで働き始めた。内容はとある施設の事務というか雑用である。同じような契約の女性パートが数名いるらしいのだが、その中の1人がかなりウザイらしい。どうやら以前に今の嫁の立場で同施設で働いていたらしく、自分がそのときにやっていたことを嫁にもなにかと強制してくるらしい。業務として当然な内容ならともかく、かつて自分で勝手にルール化していたことを嫁にも求めるらしい。

帰るときには全員のネームプレートをひっくり返せとか(そんなの帰るときに各人がやるんじゃないの?)

昼の休憩時間にも嫁だけが電話対応しろとか(それって強制したら休憩じゃなくて業務時間だよね?給料発生でしょ?)

まぁ、そうはいっても嫁も大人だからある程度スルーしていたらしいのだが、そろそろ我慢するのも疲れてきたようで、私に不満をぶちまけてきた。

「かつて自分が勝手にやっていた業務を勝手な主観でおしつけるのはおかしい。何様のつもりなの?」

話を聞く限り、まぁそう言われても仕方ないウザイ人であるのは間違いないようだ。ただし、1つだけ指摘したいのは、

「お前だって同じような言動を散々している」

ということである。

かつて役場で働いていた嫁は、ことあるごとに、

「私が働いていたときは○○してた」
「私は役場で働いていたからわかるけど、○○なはずだ」
「仕事なんだからそれくらい当たり前」
「まったくもって気が利かない」

などと、県や市の担当者を罵倒している。クレームとして当然の内容ならともかく、それってあんたの自分勝手じゃない?という内容がとても多い。そこで、

「お前の言い分はわかる。そのとおりだと思う。だけどお前だって自分の基準を他人におしつける言動が多いだろ?どうだい?自分がやってることを逆に他人からされた気分は?頭に来るってことは、お前の言動で頭にきてる人も相当いるってことじゃね?」

と言ってみた。

珍しく反論も逆ギレもなかった。どうやら若干自覚していたようだ。

やっぱり同じことされないとわからないのかねぇ、自分のことは。それより前に気付いてもいいと思うけど.....


後日談として、職場で面接ライクなものがあり、上司に率直にいろいろ言ってみたところ、例の人は、

・仕事はできるが、どうでもいいことを上申してくることが多い
・上司ですらウザイときはスルーしている
・昨年の嫁と同じ立場の人は4月から1ヶ月とたたずやめた
・後継の3月までのパートの人もしょっちゅう泣いていたらしい

ということで、話を鵜呑みにすれば、立場も変わらんくせにうるさいことを押しつけてくる「ウザイ女」なのは間違いないようだ。

かつて、自分の職場にも一緒に仕事した人を計4人も鬱病で病院送りにした「ウザイ」のがいたなぁ.....なんなんだろうああいう人達って。

今後も自分勝手な言動が目立つようなら徹底的に反論、やりこめて「撃墜」するよう嫁には指導しておいた。

できるかどうかは別の話だけど.....

イジメ&ムカツキ!女の職場 2009年 11月号 [雑誌]

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