SQLiteをC++から呼び出す(準備)

まずはWindowsで必要なファイルをSQLiteの本家のサイトからダウンロードする。

http://www.sqlite.org/download.html

これを書いている時点での最新バージョンは3.7.11らしい

ひとまず必要なファイルは、

他にもいろいろあるけど、とりあえずこの2つをダウンロードして解凍する。

sqlite-amalgamation-3071100.zipを解答すると

  • shell.c
  • sqlite3.c
  • sqlite3.h
  • sqlite3ext.h

の4ファイルが現れる
ソースファイルだと思うけど使うだけなら「sqlite3.h」だけあればいいと思う。


sqlite-dll-win32-x86-3071100.zipを解凍すると、

  • sqlite3.def
  • sqlite3.dll

の2ファイルが現れる。このままでもLoadLibraryしてsqlite3.dllを使用することも可能だが、libファイルがあった方が何かと便利なので、defファイルからlibファイルを作成する。

VisualStudioがインストールされていれば、LIBコマンドでlibが作成できる。「c:\SQLite3711」にsqlite3.defがあるとすると、コマンドプロンプトで、

C:\>lib /def:C:\SQLite3711\sqlite3.def /out:C:\SQLite3711\sqlite3.lib

という感じに実行する。すると

Microsoft (R) Library Manager Version 6.00.8447
Copyright (C) Microsoft Corp 1992-1998. All rights reserved.

LIB : warning LNK4068: /MACHINE の指定がありません; IX86 をデフォルトとします
   ライブラリ C:\SQLite3711\sqlite3.lib とオブジェクト C:\SQLite3711\sqlite3.exp を作成中

こんな感じの表示がでてsqlite3.libが出力される。

(lib.exeへのパスはきっておいてください)

必要なファイルの事前準備はこんな感じ。
(つづく)

SQLite ポケットリファレンス

SQLite ポケットリファレンス